私の“視点”
お客様は大手企業でも、仕事は担当者レベルの対個人で進めていくものです。人と人とのつながりを大事にすることがモットーです。
お客様は大手企業でも、仕事は担当者レベルの対個人で進めていくものです。人と人とのつながりを大事にすることがモットーです。
営業
3DMap事業部
中村 遼介
2017年2月入社
お客様の声から誕生した
自動運転用の高精度三次元地図。
前職は、家電のプラスチック成形メーカで営業を担当していました。まったく異業種の仕事に挑戦したかったことと、車の自動運転技術に興味があったこと、さらには会社訪問した際、フレンドリーで風通しの良さそうな雰囲気に惹かれて、当社への入社を決めました。
入社以来、MMS(高精度GNSS移動計測装置)によって取得した点群を加工して作った自動運転用高精度三次元地図の販売を担当しています。お客様は大手自動車メーカをはじめ、一次下請けと言われる大手自動車部品メーカ、さらに家電メーカなど、いずれも大手ばかりです。お客様の要望をヒアリングして、MMSで取得したデータをお客様が希望する形で販売。納品時には仕様の説明も行っています。もともとMMSは、測量データの収集方法の一部として始めたものだったのですが、お客様から自動運転用の地図に使いたいという声が上がり、現在のように高精度三次元地図という形で提供することが多くなりました。お客様の提案から生まれた製品なのです。
1日グラフ【営業】
営業職
【休日】休日は行ったことのない所に出かけることが多いです。その土地のものを食べたり、新しい経験を楽しんでいます。
お客様とのやりとりの中に、
これからの技術の行方を垣間見る。
お客様は業界のリーディングカンパニーばかりです。そんなお客様の様々な部署の方と話ができることがとても楽しいですし、お客様との会話の中から製品が生まれてくることもおもしろいと感じています。車業界の今後が見えてきますから。車そのものというより、「先進技術」という観点からの興味がどんどん湧いてきます。入社したばかりの頃ですが、展示会で知り合った大手家電メーカのお客様から新規の注文が入ったことがありました。まだ専門知識もなく、勉強中だったのですが、お客様にいろいろ教えていただきながら、お客様のご要望に沿ったデータを納品した時の喜びは今でも忘れられません。お客様と二人三脚でこれまで世になかった製品を作り出していく。この仕事の魅力を実感しました。
一方で、MMSのことをまだきちんと理解できていないこともあるのでしょう。仕様をはじめ、お客様の要望にどのようにお応えできるのか、すぐに答えられないことが多く、歯がゆい思いをすることも。経験不足という言い訳はお客様には通用しません。そんな時に頼りになるのが先輩や上司です。どんなことを聞いてもすぐに教えてくれます。技術的に特殊な要望があった時には、技術担当の人もアドバイスしてくれます。こうして仕事自体が貴重な学びの場となり、どんどん知識を身につけられるのは、この会社の大きな魅力だと実感しています。
人と人とのつながりが、
未来への扉を開いていく。
2019年の春、「MMSとは何か」をテーマに、100人の聴衆を前に、講演を行う機会がありました。これまでの経験に加えて、自分なりにも勉強を重ねた成果を発表できたことで、大きな自信にもなりました。今後はより多くのお客様に当社のことを知ってもらい、高精度三次元地図に関しては、どのような要望にも応えられるリーディングカンパニーという立ち位置にまで持っていきたいというのが私の目標です。
当社は、個人のやり方を尊重してくれます。自分なりのやり方で、自分の目標に向かっていける自由度の高さも、特徴のひとつです。自由には責任も伴いますが、人任せにするような人はいません。どんな時でも支えてくれる仲間がいます。お客様はもちろん、担当部署の垣根を超えた社内のつながりに感謝の気持ちを忘れず、一歩一歩前進していきたいと思っています。